市政報告 中学校給食実現と小児医療費無料化拡充を 日本共産党横浜市会議員団 あらき 由美子
厚生労働省の最新調査結果によると、全国の公立中学校の完全給食実施率は86%になり、神奈川県は25%で全国最低でした。その要因は、学校数の多い横浜が実施していないからです。
私は、新年度予算案を審議する本会議で中学校給食実現について、【1】中学校給食を実施しない理由は、自民党市会議員団が家庭弁当がふさわしいと言っているからなのか【2】中学校給食を実施することで、子どもの貧困状況を改善することにもなるが、その認識はないのか【3】横浜型配達弁当に1億8千万円も使うより、中学校給食を実施すべきではないか――の3点について質問しました。
市長は【1】家庭弁当には様々な良さがある【2】貧困対策は社会全体で考える必要がある【3】家庭弁当を基本にしつつ、横浜型弁当を実施することにした――という答弁で、中学校給食実施をする考えはないとしました。
栄養・衛生面から必要
私自身、東京でおいしい中学校給食を食べて育ったこと、3人の子どもを育てる中で中学校給食の必要性を栄養面・衛生面でも強く感じたこと、食教育の観点から家庭弁当より中学校給食にまさるものはないと思っています。
小児医療費も中3まで
小児医療費無料化の拡充は、子育て世帯には一番喜ばれる政策です。子育て世代の人たちに定住してもらうためにも、東京並みに中学校3年生まで所得制限なしに広げよと求めています。
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