市政報告 施設等整備費は市民の暮らし優先に 日本共産党横浜市会議員団 あらき 由美子
南区はひとり暮らし高齢者が多く、人口密度が市内で一番高い区です。そのため、特別養護老人ホームの建設戸数を増やすことはもちろん、防災では、つぶれない・燃えない街づくりと崖対策が必要です。
住民密着の施策に切り替え
新年度予算では、施設等整備費予算を今年度と比較して3割増の2360億円と過去10年で最高額にし、高速横浜環状道路へは今年度の191億円から340億円に大幅増額です。増額すべきは高速道路より市民生活に密着した施設等整備への投資です。特に、特別養護老人ホームや郊外部の住宅再生、生活道路や崖崩落防止対策など、防災の向上を図り、命と暮らしに直結する施策に切り替えるべきです。市民の暮らしに密着した施策に切り替えることにより、雇用も生み出し、市内経済の活性化にもつながります。
崖対策予算が4・5倍に
特に崖対策は、土砂災害防止法による急傾斜地の警戒区域にある崖が区内に12カ所あり、このような災害で市民の命が危険にさらされることのないようにするのが市の責任です。私は災害に強い街づくりをめざして自ら消防団員として活動し、崖対策の予算を増やせと議会で質問した結果、新年度予算が今年度に比べ4・5倍に増えました。引き続き、木造住宅耐震化助成や住宅密集地区での不燃化建物への建替補助をさらに拡充できるよう頑張ります。
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