市立横浜商業高校(冨地正博校長)ボート部の男子選手5人が、8月3日まで兵庫県で行われた高校総体(インターハイ)の「男子舵手付クォドルプル」で3位に入った。インターハイでの同部の表彰台入りは昨年に続いて2年連続。
舵手付クォドルプルは、ボートを漕ぐ4人とバランス良く漕ぐための指示などを出す「コックス」と呼ばれる1人が乗り、5人1組で1千mの距離を争う。6月の関東大会で優勝した望月陸君、高山格君、中島一君、辰野志朗君の漕ぎ手の4人と、大会直前にコックスに抜擢された添田篤史君の3年生5人が出場した。
5人は強化してきたレース前半の先行力を発揮し、予選から準決勝までの3レースを1位で通過。決勝は3チームが0秒76差にひしめく大接戦の末、あと一歩及ばず3位だった。
主将の望月君は、「競り負けてしまい悔しさが大きい。優勝するにはレース序盤にペースを上げる力がもっと必要だった」と振り返った。顧問の河野敬之教諭は「残念な気持ちもあるが精一杯やってくれたと思う」と選手をねぎらった。
出場全種目で予選通過
「女子1人乗り」「男子2人乗り」の2種目で表彰台に立った昨年に続き、2年連続で日本一に肉薄したことについて、河野教諭は、「部員も増え、表彰台が遠いものではないという意識が選手に付いた」と語り、「来年は優勝と全種目での決勝進出が目標」と力を込めた。
同部は男子クォドルプルのほか、エントリーした男子シングルスカル(1人乗り)、女子シングルスカル、女子舵手付クォドルプルの4種目すべてで予選通過を果たした。
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