睦町2丁目にある県警第一交通機動隊の結城靖巡査長(29)が10月10日、11日に茨城県で行われた「第46回全国白バイ安全運転競技大会」個人競技の部で総合優勝を果たした。県警は、9都府県警が競った3人の総得点を争う団体競技の部でも13年ぶりに優勝した。
大会は白バイの運転技術を競うもので、全国約180人の警察官が参加。パイロンの間を走るバランス走行、オフロードバイクで障害物の上を走るトライアル走行、土の悪路を走る不整地走行、曲線コースを走る傾斜走行の4種目を実施し、各種目1千点、計4千点満点で点数を競った。
2年連続出場した結城巡査長は、大会初日のバランス走行で20位、トライアル走行で30位と出遅れる。巻き返しを狙った2日目は、開き直った「攻めの走り」で不整地走行は2位、傾斜走行は5位に入り、合計3936点で上位を逆転。県警代表として3年ぶり、5人目の総合優勝を決めた。
昨年38位の悔しさを晴らした結城巡査長は「不安の方が大きかったが、今年はミスなくできた」と話した。監督の草苅弘和警部補は「(結城巡査長は)体全体のパワーがある」と称えた。
運転技術向上を専門的に行う「特別訓練員」として約3年間活動した結城巡査長は、11月から現場の取り締まり業務にあたる。「隊員に技術を伝え、事故防止に向けた職務を頑張りたい」と述べた。
県警代表で第二交通機動隊=厚木市=の北村琢磨巡査(28)、田中敬済巡査(29)も上位に入り、3人の得点で争う団体でも神奈川県警が13年ぶりに優勝した。
南区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>