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「子どもの将来に希望を」 県立こども医療センター 山下総長インタビュー
六ツ川の県立こども医療センターは厚労省から県内唯一の小児がん拠点病院に指定される国内小児医療の最前線に立つ病院。同センターを牽引する山下純正(すみまさ)総長にインタビューを行った。
―――どんな患者さんが利用する病院ですか。
「主に地域の病院などから紹介を受けた小児患者さんが受診します。また、胎児に病気や障害などのリスクがある妊婦さんも来院されます」
――病院の特長は。
「心の不安や痛みに配慮する緩和ケアの充実や、後遺症などに苦しむ患者さんと家族が安心して生活するための支援を行っています。養護学校も併設され、医療・福祉・教育面を総合的にサポートしています」
――スタッフは。
「医師、看護師など職員が合わせて約1千人います。また、患者さんと家族を支援する300人のボランティア(オレンジクラブ)が病院を支えてくれています」
――4月から総長に就任されました。
「就任後、スタッフには患者さんとご家族との信頼関係を築くこと、生まれつきの病気や後遺症に苦しむ患者さんのケアや急性期医療体制の充実、地域の医院との連携関係をより強固にしていくことなどの目標を伝えました。これからを担う子どもの将来を第一に考えた治療を続けていきます」
――有難うございました。
「看護の日」記念5月10日に見学会
同センターは5月10日(火)、病院見学会を開催する。午後2時から3時30分まで。看護局長が「こども医療センターにおける看護」をテーマに講演するほか、小児病院として様々な設備環境が整う同センターの部署を職員が案内する。
開催日は助け合いの心が育つように制定された『看護の週間』にあたる。山下総長は「病気と闘う子どもや家族、小児病院の機能や取り組みを知ってもらう機会になれば」と話す。
対象は地元住民と同センターに子どもが入院・外来通院する家族。予約制(家族は不要)で申し込みは5月9日までに左記へ電話。
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