井土ヶ谷地区であいさつする大木区長
南区の16連合町内会ごとに地域の課題などを話し合う「地区懇談会」が５月11日から始まった。平日の夜を中心に６月下旬まで16カ所で行われる。
懇談会は１９６９年に開始。南区連合町内会長連絡協議会が主催し、区長ら区役所幹部のほか、消防、警察の担当者も参加する。
今年は、これまで設けていた地域からの要望に行政側が回答する「事前提案」の時間をなくし、課題について深く議論する方式に改めた。今年度から始まった第３期地域福祉保健計画の地区別計画の紹介もある。
初回の井土ヶ谷地区の会には住民ら66人が参加。町内会ごとに取り組む防災活動の報告や今年から開催場所が蒔田公園に変わった桜まつりについて、事前に住民に行ったアンケート結果などを発表した。
13日の蒔田地区の開催を終えて大木節裕区長は「地域の素晴らしい活動を知ることができた」と語った。
地区懇談会に関する詳細は区地域力推進担当【電話】０４５・３４１・１２３９。
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