袴を着て舞う出演者
南区吟剣詩舞道連盟（宮崎鴻洲理事長）が５月28日、南公会堂で30回目の発表大会を開催した。
同連盟は30年前に発足。詩に節をつけて日本人の心を歌う伝統芸道の吟詠や、吟詠に合わせて舞う剣詩舞を行っている18団体が集まり、現在は３００人以上が所属する。
当日は１１０人が出演。独特の抑揚で厳かに響き渡る吟詠に合わせ、袴を着た出演者が優雅に舞う姿が見られた。
宮崎理事長は、「30回目の発表大会が新しくなった南公会堂でできたことが嬉しい」と語り、「こうした機会を通して若い世代の方に詩吟の良さを知ってもらいたい」と願った。
会場には募金箱が設置され、寄付金は南区社会福祉協議会に届けられる。
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