神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
南区版 公開:2017年1月19日 エリアトップへ

「障害者スポーツ知って」 パラ選手参加で体験企画

スポーツ

公開:2017年1月19日

  • LINE
  • hatena
車いすバスケの試合を行う中学生ら
車いすバスケの試合を行う中学生ら

 パラリンピックに出場した選手らが障害者スポーツの楽しさを伝える講演・体験会が1月14日、市立横浜商業高校で開かれた。約250人が参加し、パラリンピアンが車いすバスケットボールなどを直接指導した。南区は2020年の東京五輪・パラリンピックへ向け、今後も関連事業に取り組み、スポーツ振興、障害者スポーツへの理解を進めていく。

 講演・体験会は区が企画。講演会では、日本パラ陸上競技連盟普及振興副委員長の小山良隆さんがパラリンピックの種目について解説。障害者でもオリンピックに出場している選手がいることなどを紹介した。続いて、昨夏のリオ大会のウィルチェアー(車いす)ラグビー日本代表で銅メダルを獲得した若山英史選手、山口貴久選手が競技について説明した。

 体育館では、1988年のソウルパラリンピックに出場し、現在は障害者スポーツ文化センター「横浜ラポール」の指導員を務める伊藤俊之さんが中心となった車いすバスケットボールの体験会が開かれた。競技用の車いすが用意され、蒔田中学校男子バスケットボール部やY校生の保護者らが参加。車いすの基本的な動かし方から床にあるボールを車輪の側面に沿わせて拾い上げる方法などが伝えられた。

異なる感覚に戸惑い

 蒔田中バスケ部の生徒は試合形式のプレーも行い、部長の大須賀温人君(2年)は「車いすに座った位置からだと、ゴールとの距離感がつかみづらかった」と話し、競技特有の難しさを感じた様子だった。南区スポーツ推進委員連絡協議会の金谷庄三会長も体験し、「腕だけではゴールまでボールが届かない」と話した。

 指導した伊藤さんは「競技に興味を持ってもらえた。子どもや保護者など、障害者スポーツを知ってほしい世代に参加してもらったことは大きい」と喜んだ。

学校にオリンピアン派遣も

 南区は20年の五輪開催を契機に、区民のスポーツに対する関心を高める取り組みを今年度から本格的に進めている。来年度以降も五輪関連事業を行い、地域の活性化につなげる方針。

 ほかにも、市教育委員会は、小中学校に五輪出場経験者を派遣する事業を展開している。昨年10月には蒔田小を元体操日本代表で1996年のアトランタ五輪に出場した田中光さんが訪れ、実技を披露するなどしている。

南区版のトップニュース最新6

蒔田公園 久々に活気

みなみ桜まつり

蒔田公園 久々に活気

5年ぶり、踊りの花咲く

3月28日

防災学び 地域に伝える

蒔田中2年生

防災学び 地域に伝える

災害への備えなど発表

3月28日

森の保全団体に寄付

太田小6年生

森の保全団体に寄付

三浦での環境学習契機に

3月21日

蒔田公園 5年ぶり大舞台

みなみ桜まつり

蒔田公園 5年ぶり大舞台

23、24日 模擬店やステージ

3月21日

福祉避難所 課題浮き彫り

福祉避難所 課題浮き彫り

火防協研修で図上訓練

3月14日

子育て手続き スマホで

横浜市

子育て手続き スマホで

6月末、アプリ配信へ

3月14日

横浜しだれ桜の寺「普門院」樹木葬墓地

ご家族ご夫婦だけの区画 庭園型永代供養墓苑 0120-426-350

https://www.youtube.com/watch?v=YEcUswIppIk

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

南区出身 気鋭の落語家

関内ホール企画出演中

南区出身 気鋭の落語家

春風亭かけ橋さん

4月24日~4月24日

南区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook