県政報告【5】 1年間の想いをカタチに 自民党 県議会議員 新堀 史明
本会議で知事に質問
2月13日から3月24日まで開かれた県議会第1回定例会で黒岩知事らに一般質問を行いました。この1年間、会派の政務調査会副会長として取り組んだことに自身の想いや意見や提言を交えて質問しました。以下、質問と知事の答弁です。
五輪を盛り上げ
新堀「2020年の東京五輪・パラリンピックへ向け来年、江の島で『セーリングワールドカップ』が行われる。これを県民に周知し、五輪のセーリング競技を成功に導くための取り組みを進めるべき」
黒岩知事「連携して洋上観戦ツアーを検討しているほか、五輪1000日前記念イベントを行う」
米軍住宅地の早期返還
新堀「南区に隣接する米軍根岸住宅地区は2004年の日米返還合意から12年以上が経過したが、進展が見られない。周辺住民の不安解消と跡地有効利用のため、県は国や市と連携して早期返還を目指すべき」
黒岩知事「早期返還を目指し、返還時期の見通しや維持管理の方法など、国に粘り強く情報提供を求める。また、横浜市と連携した跡地利用を進める」
バギーマークの支援を
新堀「『子ども用車いす』(通称・バギー)は一般のベビーカーと似ていて、交通機関でも理解されておらず、バギーを使用する医療的ケア児の保護者の方々は大変苦労されている。援助や配慮が必要な方が対象の『ヘルプマーク』普及に併せて、『バギーマークR』も行政として支援すべき」
黒岩知事「まずは『ヘルプマーク』の普及を図り、『子ども用車いす』を使用している方々から課題を把握し、対応を検討する」
このほか▽観光の核としての城ヶ島プロモーション▽県立高校の新科目「公共」――などを質問しました。
防災警察常任委員会で成果
所属する防災警察常任委員会においては、2つの大きな成果を上げることができました。
避難者の家賃補助延長
1点目は、東日本大震災の影響で福島県から神奈川県内に避難している被災者の支援です。被災者に対する県の家賃補助は3月で終了予定でしたが、とりあえず1年間延長となりました。今後も避難者のニーズに合った支援を継続したいと思います。
死亡事故道路を通行止め
2点目は、昨年10月に港南区大久保で発生した、高齢者が運転する車で小学生が犠牲となった痛ましい交通事故を受け、4月から小学校周辺の通学路を通学時間のみ、路線バスを除き車両通行止めにすることになりました。県警察本部に提案し、実現にこぎつけました。近隣住民や通勤ドライバーの方々にはご不便をおかけしますが、子どもの命を守るため、ご理解・ご協力をお願いします。
今後も県経済の活性化へ向けた事業の推進や県民の皆様が安全で安心して暮らせる社会を作るため、県民・区民の声をしっかりと受け止め、カタチにしていくために邁進してまいります。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>