子どもの「貧困」対策 県政報告 ひとり親家庭の支援強化 神奈川県議会議員かながわ民進党 きしべ 都
かながわ民進党は継続的に「子どもの貧困対策」について取り組み、県議会本会議・常任委員会等の場で質疑を重ねてきました。「子どもの貧困」は見えにくく、困窮世帯同様、調査など実態把握が遅れています。
3月の予算委員会では、貧困の連鎖や家庭の経済力と学力、学歴差の問題、社会的損失推計等を取り上げ、生活支援、教育支援の必要性や強化を求めました。
4月からは県民局内に「子どもみらい担当局長」「子ども支援課」を新設、子どもの貧困対策等の推進体制を強化しました。
今年度予算では、保健福祉事務所に子ども支援員を配置し、家庭訪問や個別相談等を行うことや家庭学習を補完する学習の場や安心して過ごせる居場所を運営する事業が拡大。ひとり親家庭に対して「日中は仕事などで相談に行けない」という声を踏まえ、市町村等が対応していない時間帯・曜日をカバーする「ひとり親家庭夜間休日電話相談窓口」を新設します。相談内容の傾向をまとめ、市町村の相談事業の水準向上を図る役目も担います。相談をきっかけに必要な支援につながることが期待されます。
子どもたちの将来が親の経済状況により狭められることのないよう、今後も取り組みの充実に努めます。
|
|
|
|
|
|