南区版 掲載号:2017年9月7日号
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六ツ川住民有志「高齢者に心の拠り所を」13日、認知症カフェ開設

社会

会場で案内書を持つ佐藤さん(右)と「愛あい」の大村さん
会場で案内書を持つ佐藤さん(右)と「愛あい」の大村さん
 六ツ川の住民有志が中心となり、高齢者らが飲食しながら健康相談などができる認知症カフェ「とおりみち」が9月13日に六ツ川2丁目のアパート内に開所する。地域ケアプラザや介護事業所が協力し、カフェには医師や看護師、ケアマネジャーなどの専門職が参加。高齢者や認知症に悩む人、家族らと情報交換を行い、住民の”心の拠り所”になるような場所を目指す。

区内2例目

 認知症カフェは認知症の人や家族、医療・介護の専門家らが交流を図り、認知症予防や健康についての情報交換などを行うもの。市内のカフェは8月時点で35カ所。南区では昨年6月に地域包括支援センター白朋苑=大岡=が「にっこりカフェ」を開所しており、今回で2例目。住民が運営するカフェは初となる。

 「とおりみち」代表の佐藤幸子さんは六ツ川地区の保健活動推進員として8年間活動。佐藤さんは民生委員らと高齢者宅を訪問する見守り活動の中で、独居で孤独感を感じている人や、認知症の高齢者、その家族らが生活相談できる場所がなく、悩んでいることを知った。「一人ぼっちにならないアットホームな場所を作りたいと思った」という。

ケアプラなど協力

 2月、佐藤さんが六ツ川地域ケアプラザの石井裕子さんらにカフェの開設を相談。石井さんは「高齢者が集う身近な場所が地域に必要」と協力し、その後は「にっこりカフェ」のほか、市内で行われる認知症カフェを見学。運営方法について本格的な検討に入った。

 開設場所には六ツ川2丁目のリハビリ訪問看護ステーション「愛あい」が使用するアパートの一室を利用。「愛あい」の大村愛子代表は「地域からこうした声が上がることが素晴らしい。(事業所でも)地域の方と接する機会を探していた」と場所の提供を歓迎。ケアプラザと「愛あい」はケアマネジャーや医師、看護師、薬剤師など、専門職のカフェ参加にも協力する。

 開設は毎月第二水曜の午後1時〜4時。参加費100円で、佐藤さんなど9人のボランティアがお茶や菓子を用意。塗り絵や体操を楽しむ企画のほか、認知症への理解を深める講座なども計画する。

 参加者は高齢者とその家族を想定するが、佐藤さんは「認知症の人に限らず、一人暮らしで寂しい思いをしている人、健康について興味があり、相談したい人に参加してほしい」と話す。問い合わせは佐藤さん【電話】090・3508・8997。

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