中里在住の会社員・角田宜優(かくたよしまさ)さん(46)=人物風土記で紹介=と長男で中学3年生の拳悠(けんゆう)君(15)が9月24日に東京で行われた「全日本空手道選手権大会」の防具付部門でそれぞれ、年齢別種目の優勝を果たした。二人三脚で空手に取り組み、これまで達成できなかった「親子同時優勝」という快挙を遂げた。
角田さん親子が出場したのは国際総合空手道連盟主催の全国大会。2人は顔や上半身に防具を付け、突きや蹴りを出す「硬式空手」に取り組んでいる。空手には多くの流派・会派があり、競技の形式やルールなどが異なる。今大会は、実力などを考慮し、さまざまな会派から選ばれた選手によって争われた。
息子Vの直後に
父の宜優さんが出場したのは、40歳以上の人による「マスターズの部」の中量級(80kg未満)で、5人によって争われた。「自分とは異なる会派でどれだけ戦えるか試したかった」という。力関係が分からない相手との対戦だったが、「今までと同じ空手をやろう」と決意し、優勝を決めた。決勝戦は拳悠君の優勝直後で「息子に負けられないと思った」と意地を見せた。
拳悠君は中学男子の部に参加。8人での争いを制した。大会には南が丘中学校の同級生も駆け付けた。「友達の応援で勢いが付いた」というように、突きと蹴りで相手を圧倒し、頂点に立った。受験勉強を控えており、中学生としては、今大会が区切りとなった。
宜優さんは中学1年から、拳悠君は小学4年から空手を始めた。2人ともこれまでに数々の大会で優勝してきたが、同じ大会で優勝するのは初めて。宜優さんは「同時優勝は、あまり聞いたことがない」という。
道場で普及も
宜優さんは平塚市にある大きな会派の道場長を歴任した後、昨年12月、ドンドン商店会そばに「浜風会はまっこ道場」を開いた。現在、拳悠君を含め、生徒は6人。「南区で硬式空手をもっと広めたい」と普及活動にも励みたいとしている。
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