南区版 掲載号:2017年11月23日号
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中村地区 サロン運営者の連携模索 区講座で情報共有

社会

理想のサロンについて話し合う参加者
理想のサロンについて話し合う参加者
 地域住民が集まって交流する「サロン」が増えている中村地区でサロン運営者同士のネットワークづくりをしようという動きが進んでいる。南区役所と同地区連合町内会が9月から連続講座を開き、運営者らを対象にサロンづくりの情報を提供、共有している。講座は来年2月までの予定で、各サロンのつながりを深めることで、住民参加の地域づくりを充実させていく。

 講座は南区が行う「みなみ・地域づくり大学校『寺子屋みなみ』」の事業によるもの。地域活動やまちづくりの人材育成などを目的に2015年から連合町内会と共催で「寺子屋」を開いている。これまでに5地区で実施。15年から16年にかけて団地の空き店舗活用をテーマに講座を行った永田みなみ台連合自治会は、その後、2カ月に1度、住民が集えるイベントを行うなど、成果も出ている。

開設相次ぐ

 中村地区は町内会や老人クラブが主催し、住民が集まってお茶を飲んだり、歓談をして過ごすサロンが増えている。6月には住民有志と町内会がそれぞれ個人宅や空き家を使った2カ所のサロンを開設し、交流の場づくりが進む。

 こうした状況を受け、区は各サロンが成果や課題を共有しながら、運営者同士のつながりを作ろうと「寺子屋」のテーマにサロン運営を設定。講座は9月に始まり、来年2月まで計6回行われる。呼びかけに応じたサロン運営者や今後、開設を考えている人など約20人が参加している。

町内会の垣根越え

 9、10月は各サロンの紹介や中村地区センターを活用する方法などについて説明された。11月18日の3回目は中村地域ケアプラザの生活支援コーディネーターでサロン立ち上げのアドバイスもしている神谷由美子さんが地区内のサロンを紹介。子育て中の母親が集まるものから男性だけを対象にしたものなど、さまざまな場所があることを説明した。その上でサロンの必要性を「核家族化が進む中、町内会の垣根を越えて、元気と情報を届けられる場所」と力説。後半は参加者がグループに分かれて、「自分たちのサロンをどんな場所にしたいか」などを話し合った。

 12月以降はサロンを伝えるためのチラシづくりのポイントや継続的な運営のコツなどを学ぶ。来年2月の最終回では、実際に行いたい企画やイベントを考えることになっており、講座内容を具体化させる。

 同地区連合町内会の会長で自らの「南唐沢会」でも6月からサロンを始めた吉井肇さんは「いろんなサロンを行き来してもらいたい」と話し、講座を通して連携を深めたいとした。

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