神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
南区版 公開:2014年1月16日 エリアトップへ

地域作業所「こそあどぐるん」所長で施設と住民をつなげる活動を行う 藤澤 真人さん 中島町勤務 35歳

公開:2014年1月16日

  • LINE
  • hatena

ふれあい生まれる福祉を

 ○…障害のある人が就労する作業所として2011年に開所した「こそあどぐるん」。主に手作りハンバーガーの販売を行う同所は地域住民がふれあう場として利用され、喫食やイベントを通した住民のつながりを生み出している。昨年から行う「笑呼市(エコイチ)」では「人の流れを大切にしたい。布を(施設に)持ってくる人と持っていく人との間でも、出会いが生まれてほしい」。そう願う表情は晴れやかだ。

 ○…港北区で生まれ育つ。幼稚園から小学生までは親に勧められた弦楽器、チェロの練習に励んだが「本当は外で遊ぶのが好きだった」と笑う。地元は自然が多く「タヌキが出るような場所。夏はクワガタを採ったりして遊んだ」とアクティブに動き回った。中学生からは人気漫画『スラムダンク』に憧れ、バスケットボール部に所属。高校では全国大会出場を経験するなど、学生時代は部活動に明け暮れた。「自分はほとんどベンチを温めていた」と、冗談を交えて笑いを誘う。

 ○…高校卒業を控えたころ「これから自分ができることは何か」と、自らのあるべき姿について自問自答。阪神淡路大震災を機にボランティア活動に興味を持ち、19歳で国際協力に携わる学生主体のNGO(非政府組織)団体に入った。当時、世界的に流行した「ハンセン病」への正しい理解を求める啓発運動をはじめ、韓国や中国、フィリピンなどのアジア諸国を渡り歩き、生活に困る人への支援活動を実践。「日本の福祉をアジアの国に普及させたい」という思いは、今でも人一倍強い。

 ○…「南区は昔ながらの商店街が残っていて人情味あるまち」。スタッフと一緒に買い物や散歩に繰り出し、顔と顔が見える関係作りを大事にしている。「人付き合いが苦手だったスタッフが、今では自分から人に声を掛けたりする」と嬉しそうな表情。今後も地域に寄り添いながら、障害のある人の一般就労に向けた橋渡しを進めていく。

南区版の人物風土記最新6

高野 一哉さん

県内の若手塗装業者らによる「神奈川昭和会」の会長を務める

高野 一哉さん

別所在住 42歳

3月28日

境 領太さん

3月14日、都内開催の「起業家万博」で関東代表としてビジネスプランを発表する

境 領太さん

中区在勤 39歳

3月14日

竹内 一郎さん

市大病院の医師で能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

二葉町在住 51歳

3月7日

川崎 順一朗さん

理容店「ヘアーサロン アンス」の店主で、県の優良衛生技能者に選ばれた

川崎 順一朗さん

山王町在住 61歳

2月29日

千原 幹男さん

2月17日に餅つき大会を行った中村町一丁目第二あずま会の会長を努める

千原 幹男さん

中村町在住 76歳

2月22日

佐藤 和義さん

「桜剣士会」の創設者で、今年度の市スポーツ普及功労賞を受賞した

佐藤 和義さん

南太田在住 65歳

2月15日

横浜しだれ桜の寺「普門院」樹木葬墓地

ご家族ご夫婦だけの区画 庭園型永代供養墓苑 0120-426-350

https://www.youtube.com/watch?v=YEcUswIppIk

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

南区出身 気鋭の落語家

関内ホール企画出演中

南区出身 気鋭の落語家

春風亭かけ橋さん

4月24日~4月24日

南区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook