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南区版 公開:2014年10月2日 エリアトップへ

NPO法人「さくらザウルス」理事長で子育て支援施設の運営などを行う 横田 美和子さん 中島町在住 49歳

公開:2014年10月2日

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親子の成長、見つめ続ける

 ○…2004年9月、南区の事業として蒔田町に作られた子育て支援施設「さくらザウルス」の開設準備から関わる。開所から10年。「毎年が新しい挑戦。いつも走りながら考えていた」という。施設は情報発信、人材育成の役割も担い、南区にとって欠かせない存在になった。「必要だと思うことをやってきただけ」。現在の形は子育て中に欲しかった場所を追求した結果だ。

 ○…一男三女の母親。三女の育児中、友達作りのために子育てサークルに入った。「頼まれると断れない性格」で、気が付けば、ザウルス開設に携わる委員に。「今思えば自然な流れだった」。施設はすべてが手探りの中でスタート。「いつでも立ち寄れ、のんびりご飯を食べたり、遊んだりできればいいと思った」。06年に施設と同名のNPO法人を立ち上げ、事務局長として実務を取り仕切る。法人はひろば2カ所と地域子育て支援拠点「はぐはぐの樹」を運営。今年から法人の理事長になり、名実ともに先頭に立って引っ張る。

 ○…上大岡で生まれ育つ。家の前や雑木林で近所の年齢が異なる子どもと遊ぶ毎日だった。「年上の人から外遊びの方法を教えてもらった」と振り返る。高校卒業後、横浜市職員として8年間勤務。結婚し、長男を出産すると、孤独感や子育ての悩みを感じた。「友人に助けられ、立ち直れた」という。子育て支援に携わり10年以上。「昔、ザウルスに来ていた子どもが大きくなったのを見ると嬉しい」と笑顔。10年の歳月が自身の心も成長させてくれた。

 ○…多忙な中、ロックバンドのライブに出かけてストレス解消。趣味が合う娘と一緒に聴くこともある。人を紹介する評伝を読むことが好きで、インドなどの東洋史にも興味がある。「子どもが自由に思い切り遊べるプレイパークを作り、そのそばで駄菓子屋を開きたい」と夢を語る。子どもの時に体験した異年齢が集う遊び場を理想に、親と子の居場所を作り続ける。

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