2月11日に開催される「みなっちスポーツフェスタ」の実行委員長を務める 山崎 直宏さん 中里在住 59歳
スポーツで強まる結束
○…今年で6回目となるフェスタで5年ぶりに実行委員長を任された。当日は区体育協会の各競技団体から集まる約30人のスタッフと一緒に迅速な運営を心がける。前回、委員長を務めた時は「初開催だったので何もかもがバタバタだった」と開催日までに20回に及ぶ委員会を実施。企画・運営に苦労したが「最近は慣れて余裕が持てるようになった。メンバーの役割分担がしっかりできている」と抜群の”チームワーク”を誇らしく感じている。
○…小田原で生まれ、中学生で鶴見区に移った。中学、高校と絵を描くことが好きで「運動は不得意で美術部だった。いまスポーツイベントの委員長をやっているのが不思議」と笑う。南区に越したのは高校生の時。新居の建設を担当した設計士を見て、その仕事に興味を持った。「よく事務所に遊びに行き、自分が作成した図面を見てもらった」。胸を弾ませる少年の気持ちに快く応じてくれたその設計士との思い出は、現在も大切にしている。
○…大学で設計を学び、卒業後は都内の建設会社に就職。描いたイメージが「形になっていくことが分かりやすく、楽しい」と仕事の醍醐味を語る。39歳のころ、「地域で知り合いを増やしたかった」と始めた青少年指導員の活動は20年。現在は区指導員協議会で副会長の重責を担う。また、同じ時期に始めたドイツ生まれのスポーツ『インディアカ』を通じ、次第に区体協での役割も増えた。事務局長を務めたこともあり、近年は「イベントがきっかけで各競技団体の横のつながりが強まった」と喜ぶ。
○…中里で妻、次女と3人で暮らす。昨秋は長女と4人で10年ぶりの家族旅行に出掛けた。行き先の韓国では「焼肉がおいしかった。『食べること』が中心の旅行」と嬉しそうに振り返る。目前に迫ったフェスタは「必ず楽しんでもらえる自信がある」ときっぱり。「スポーツの祭典」を抜群のチームワークで盛り上げる。
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