ママさんバレーボールチーム「南太田モンスターズ」で主将を務める 岩間一枝(いちえ)さん 南太田在住 46歳
仲間と目指す3連覇
○…関東や県大会でブロック優勝を果たしたこともある強豪チームの主将を4年前から務める。3連覇がかかる2月15日の地区大会は「過去に(3連覇を)逃しているので必ず勝ちたい」と雪辱に燃える。一緒に汗を流した14人のメンバーは「チーム力はどこにも負けない」と胸を張って臨む。
○…埼玉県出身。子どものころから体を動かすことが好きだった。小学1年の時、校内マラソンで2位に入ると、その後は「自分に自信が付いた」と中学2年まで連続優勝。「中学3年生の時は友人とふざけ合って歩いてしまった」と苦笑い。”ママさんバレー”をしていた母の影響で中学からバレーボールを始めた。高校時代は「強い同期に恵まれた」と例年、1回戦突破がやっとだった部の県大会ベスト8に貢献。強烈なスパイクが武器のアタッカーとして活躍した。
○…卒業後は専門学校で体育と社会福祉を学び、20歳でスイミングのインストラクターに。22歳で結婚した後、磯子区に移ると「これから必要とされる職業と感じた」とホームヘルパーの資格を取得。育児をこなしながら、夜間は高齢者や障害がある人の自宅を巡回する介護職に励んだ。35歳の時、長女が通う幼稚園の”ママ友″に誘われ「気さくな人ばかりですぐにやりたくなった」と「モンスターズ」に入る。久しぶりの試合では、ボールを押し込む手がネットを越えると反則になるママさんバレーのルールに対応できず「すぐ監督に交代を告げられた」と恥ずかしそうに笑う。
○…2006年に取得したケアマネジャーの資格を生かし、現在は川崎の地域ケアプラザで働く。夫と家族4人で暮らす南太田の自宅は「子どもとの会話が面白くて笑顔が絶えない」と幸せそうに微笑む。長年、喜びと悔しさを分かち合うモンスターズのメンバーは、限りなく家族に近い存在。「互いが信頼しきっている」という持ち前のチーム力で3連覇にアタックする。
|
|
|
|
|
|