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南区版 公開:2015年6月4日 エリアトップへ

6月18日に大岡地区センターの講座で母国ウクライナの素晴らしさを紹介する コルニュシキナ・マリナさん 別所在住 34歳

公開:2015年6月4日

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尽きない好奇心と意欲

 ○…母国を紹介する初めての機会を控え「ウクライナの素晴らしさを知ってもらいたい」と弾けるような笑顔。内戦で緊迫した情勢が続く祖国だが、当日は文化や教育、日本との違いなどをあくまで楽しく伝えるつもりだ。「最近、夫に『日本語のレベルが落ちた』と言われたので、会話のレベルを上げたい」という”もう一つの目標”もある。

 ○…生まれた時はソビエトだった母国。10歳のころに独立した。「年の離れた弟と妹の面倒をよくみていた」という優しい”お姉ちゃん”は、歌うことやテニスが好きな活発な少女。母国の英雄、セルゲイ・ブブカの名をあげて「棒高跳びにも挑戦した」と振り返る。日本人の夫とは、インターネットを通じて知り合う。メールで連絡を取るうちに「会ってみたくなった」と20代半ばに日本へ。「優しくて思いやりがある人」と結婚を決めた。「自動で水が出る日本の清潔なトイレに驚いた」と無邪気に笑う。

 ○…YMCAで日本語を学びながら、20代後半で美容と健康のためにヨガを習った。「写真やアクセサリーのデザインにも興味があったけど」と常に好奇心は旺盛。「チャレンジすることが好き」という長所を生かして地道に勉強し、ヨガインストラクターの資格を取得。現在は市内の岩盤ヨガで講師を務めるほか、大岡地区センターで外国人を対象に行うヨガ講座を開催。生徒に心と体の健康法を教えている。

 ○…別所で夫と小学生の息子と3人で暮らす。息子が習う剣道は、「自分の『心と会話する』ことにヨガと通じる部分がある」と興味津々。「(ヨガの)瞑想と(剣道の)座禅が似ている」と嬉しそうな表情を見せる。年に一度は、家族で大好きなスキー旅行へ。祖国に戻ればスキューバダイビングに繰り出す”活発さ”は、子どものころから変わらない。「自分のことをもっと知りたい」。尽きない好奇心で日本と祖国の素晴らしさを伝える。

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