「忠臣蔵」で知られる吉良上野介とゆかりのある蒔田に関する歴史を調べる市民団体「蒔田の吉良歴史研究会」(齋藤勁会長)が6月7日、蒔田町の旅館松島で講演会を行った。
蒔田の吉良氏の先祖にあたる東条吉良氏の生涯を全国歴史研究会本部運営委員の竹村紘一さんが語った。
竹村さんは、足利氏一門だった吉良氏が平安時代末に「西条」と「東条」に分かれたことから解説を始め、奥州進出やその後の内紛など、波乱に満ちた歴史を紹介した。続いて、横浜の文化を考える会代表の葛城峻さんが、鎌倉時代に蒔田周辺に領土を持った平子氏と吉良氏について講演。両氏を現代の中小企業の社長に例え、吉良氏を「毛並みの良さを発揮するチャンスがなく、系列会社の社長に出し抜かれるようなキャラクター」と説明した。
同会は今後、小田原市などを訪問して勉強を続ける。
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