父・耕志さんと練習する豊嶋君（右）
１年生で出場した昨年の高校総体で４強入り。スピードある攻撃で会場を沸かせた豊嶋海優君（２年）が再び全国の舞台に帰ってきた。最軽量のピン級（44kg超、46kg以下）に出場する。
高校通算成績は12勝６敗。４戦全勝の「怖いもの知らず」で臨んだ昨年とは大きく状況が異なる。負けが込んだ時期もあり、インターハイの出場権をかけた６月の関東大会でも５位。しかし「負けを知ったことでこれまでと違った強さもあると思う」と前を向き、「目標は優勝」と言い切る。
大学生やプロ選手との実戦練習を重ねたほか、体幹トレーニングで下半身に力が付いた。練習に付き添ってくれる父、バランス良い食事を作ってくれる母、会場まで応援に来てくれる姉や弟など、家族の支えも心強いという。「１年間の努力と家族への感謝の気持ちを持って戦う」。
ボクシング競技は７月29日から行われる。
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