甲子園を目指し県内の186チームが争った高校野球神奈川大会で横浜商業が5回戦に進出。2008年以来、7年ぶりにベスト16入りを果たした。
甲子園出場7回を誇る名門・Y校は、2回戦で強豪の横浜商大に勝利して勢いに乗ると、4回戦で第3シード校・鎌倉学園との接戦をものにした。
5回戦で横浜隼人に敗れたものの、ベスト8に進出した08年以来となる16強入り。主将の松本航君(3年)は、「去年の成績(4回戦)を超えることが一つの目標だったので嬉しかった」と振り返った。
後輩へメッセージ
横浜隼人との試合を終えた2日後、約30人の3年生が学校に集まり、後輩部員にメッセージを送った。松本君は「感謝の気持ちと『俺たちを超えてほしい』という思いを伝えた」という。
その後、榎屋剛監督を始めとするスタッフ陣と3年生一人ひとりが面談。今後の進路などについて話した。
就任3年目の榎屋監督は、「夏の大会を終えてから『今後も野球を続けたい』と話す選手が増えたように思う」と笑顔で語り、「部活動を通して選手が人として成長してくれていると感じた。去年、今年と一段ずつ階段を上がれたことで、やっと(チーム力が)整ってきた」と名門復活への手応えを感じた様子だった。
昨年、過去最高のベスト16に入った横浜清陵総合は3回戦で、関東学院は2回戦で敗れたが、昨年に続き、南区から出場した3校すべてが勝ち星をあげた。
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