大岡にある「原辰男美容室」の出入り口付近にあるマンホールの隙間から、ガガイモ科の植物「フウセントウワタ」が大きく育ち、通行人を楽しませている。
フウセントウワタは夏の初めに花を咲かせ、8月頃からハリセンボンのようにユニークなとげがある果実をつける植物。園芸が好きな同店の原辰男さんは、約4年前に生花店でフウセントウワタを購入。背の高さより大きく成長する植物のため、店の外で育てた。
すると数年後、鉢の前にあるマンホールの隙間から根が出始め、鉢のフウセントウワタと重なり合うように成長。現在は多くの果実を付けており、来店客がマンホールから伸びる植物の”珍光景”を驚いた様子で眺める姿や、店の前に停車したバスの乗客が珍しそうに指をさすこともある。
フウセントウワタは成熟した果実が縦に裂け、冠毛のついた種が飛散する。今回はマンホールの隙間に飛散した種が入り込み、成長したとみられている。
原さんは「根が出た時はびっくりした。こんなに多くの果実ができたことも初めて」と驚きをかくせない。
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