住宅、法律などの専門家が中古住宅や空き家の活用に関する相談を受ける「よこはま中古住宅利活用総合相談窓口」が8月28日、中区長者町に開設された。
住まいの相談事業を行う建築士らによるNPO法人「横浜市まちづくりセンター」(月出正弘理事長)が運営。国土交通省の「多世代交流型住宅ストック活用推進事業」として実施する。
空き家、空き部屋などの問題に関し、同センター会員の建築士、宅地建物取引士、税理士、弁護士、ファイナンシャルプランナーなど28人が相談員として対応。専門家が連携し、一つの窓口で問題解決を図る。
月出理事長は「同様の相談を行う市町村もあるが、業界団体との連携にとどまっている。建築士らの個人事業主が同時に応対できるのが特長」と話す。空き家を未然に防ごうと、高齢者世帯の空き部屋を地域の子育てサークルなどに賃貸する事業にも取り組む方針。今後、看護師やケアマネジャーなどの福祉の専門家も相談員に加えたいという。
相談員の一人、税理士の佐々木哲夫さんは井土ヶ谷上町第一町内会の会長を務める。佐々木さんは「町内会にとっても空き家問題は重要で対応が必要」と語る。
相談は原則として土、日曜日の午前9時から午後4時。費用は無料。問い合わせは同センター【電話】045・315・4089。
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