市立六つ川西小学校(久城博之校長)の特別音楽クラブが9月13日に千葉県で行われる東関東吹奏楽コンクールに出場する。同クラブの東関東大会出場は2012年以来3年ぶり。
県内の8校が出場した7月の県吹奏楽コンクールでは、明るく緩やかなメロディーが特徴の「アメリカン・フォーク・ファンタジア」を演奏し、金賞を受賞。東関東大会への出場権を手にした。副代表の塩澤光さん(6年)は、「これまでの努力が結果に表れたことが嬉しかった」と喜びの瞬間を振り返る。
同クラブは1983年に設立された。現在は4年生12人、5年生10人、6年生24人の計46人が所属。県大会後は、9つあるパートごとの練習を強化してきた。演奏中は音の強弱をつけることを意識。美しく、なめらかな表現にしようと心掛けている。
練習量で経験不足補う
東関東大会には千葉、茨城、栃木などの代表30校が参加。上位の評価を受けると、次のステージとなる東日本大会に出場できる。指導にあたる角皆裕文教諭は、「6年生が下級生を引っ張ってくれている」とメンバーの協調性を評価。3年前の東関東大会は銀賞だったが、「さらに上位を狙えるだけの練習をしてきた」と期待を膨らませている。
木管楽器を使う小学校のステージバンドは市内でも珍しく、演奏経験がなかった児童も多かったが、放課後や早朝の豊富な練習量で経験不足を補った。
卒業生の多くが今年の県コンクールで金賞の評価を得た六ツ川中学校吹奏楽部に入っており、地元のイベントで共演することもあるという。
代表の境野帆夏さん(6年)は、「明るくまとまりある演奏を聴いてもらえたら」と大会を見据える。
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