自転車を贈った橋本会長（左）と中野署長
警察官を支援する法人、個人による団体「南地区警察官友の会」（橋本祐二会長）が南警察署に電動自転車２台を寄贈した。
現在、同会には約20の法人と個人30人が加盟。安心して暮らせる社会の実現を目指し、警察官に対する支援や激励、活動助成などを行っている。
同会は10年前、南署に２台の電動自転車を贈った。小回りが利く自転車は、警察官の移動時や南署から比較的近い現場に急行する際などに利用される。勾配の急な坂や細い道が入り組む南区は署員の利用頻度が高く、ここ最近は自転車の劣化が目立っていたという。
安全確保誓う
同会は地域の安全に役立ててもらおうと、”新車”のプレゼントを考えた。11月19日に南署で行われた贈呈式には、橋本会長ら４人の会員が出席。目録を手渡した橋本会長は、「犯罪防止に向け、地域巡回などに役立ててもらえたら」と話した。南署の中野良則署長は、「自転車に乗ってきめ細やかな安全確保を行いたい」と感謝の言葉を述べた。
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