六ツ川の県立横浜国際高校(森慎二校長)が国際水準の教育プログラムである「国際バカロレア」認定校を目指すことが、12月14日に公表された県教育委員会の県立高校改革実施計画(案)の中で示された。
今回発表された計画案でバカロレアの認定校の推進候補となったのは同校のみ。同校は外国語の語学力向上に力を入れている点などを生かし、神奈川県立校初の認定校を目指す。来年度から認定校決定に向けた準備に入るとしている。
「国際バカロレア」は、国際バカロレア機構(本部・スイスジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラムのこと。認定校でこのプログラムを学び、国際的に通用する若者の育成などを目的にしている。認定校になるには国際バカロレア機構の審査を通ることが必要。学校の支援体制や教員体制、設備や蔵書の整備などの環境面が整っているかなどが審査の観点となる。
国際バカロレアの教育プログラムは15年10月までに世界140以上の国と地域で4千校以上が実施。日本では35校が認定を受けており、市内では横浜インターナショナルスクール=中区=などがある。
横浜国際高校は08年に六ツ川高校と磯子区の外語短大付属高校が統合して開校した。グローバル社会に対応する生徒の育成に力を入れており、14年度には語学力やコミュニケーション力に優れた人材を育成する「スーパーグローバルハイスクール」(SGH)に文部科学省から指定を受けている。
南区版のローカルニュース最新6件
|
|
高田市議の後援会発足3月28日 |
|
|
|
|
<PR>