睦町2丁目にある県警第一交通機動隊所属の結城靖巡査長(29)が1月2日に行われる箱根駅伝の2区(鶴見〜戸塚、23・2Km)で白バイでの先頭選手の先導(歩道側)を行うことが決まった。
結城巡査長は10月に行われた「全国白バイ安全運転競技大会」に出場し、個人総合の部と団体の部で優勝。その功績が認められた。結城巡査長は、「神奈川に来たからには『箱根に』という思いがあった。大変嬉しく思う」と喜ぶ。
山形県出身の結城巡査長は、子どものころに親戚をバイク事故で亡くしたことをきっかけに交通安全を守る白バイ隊員を志すようになった。柔道4段の腕前で高校時代は県大会2位の実績を持つ。
日体大を卒業後、2009年に川崎市の高津警察署で勤務。12年から第一交通機動隊に入った。睦町の官舎で生活しながら運転技術向上を専門的に行う「特別訓練員」として約3年間活動。競技大会で優勝した後、11月からは横須賀分駐所に勤務する。
特別訓練員時代の監督で、00年と03年に箱根駅伝の先導を経験した草苅弘和警部補は「白バイ隊員が憧れる舞台。選手が走りやすいように心掛けてほしい」と期待する。結城巡査長は「地元・山形の人にもテレビで見てもらえる。選手が安全に走ることができるようにしたい」と意気込む。
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