南区内の製造業者らを中心に組織されていた南工業会の名称がこのほど「南事業会」に変更された。組織改革へ向けた取り組みの一つで、今までの「工業」の枠組みにとらわれず、幅広い業種の会員を募って地域とのつながりを作りながら活動する方針だ。
南工業会は1982年設立。現在は協賛会員を含めて85社が加盟。情報交換などを通して一企業では対応が困難な経営問題などに取り組んできた。しかし、会員が減少し、7割以上が製造業以外の業種になったこともあり、大胆な改革が必要と判断し、名称変更を決断。昨年11月の臨時総会で名称変更が承認された。
斎藤隆正会長は「工業にとらわれず、幅広い人材を集めてみなさんの役に立てることを考えたい」と話し、2年間で会員を倍増させる目標を掲げる。今後は独自事業も行っていく方針。
市内には単独区または複数区が集まる「工業会」がある。多くは「工業会」を名乗るが、磯子区は「事業会」としている。
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