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南区版 公開:2016年3月10日 エリアトップへ

南区少年野球連盟(学童部)の事務局長として大会運営に尽力する 平林 勝さん 永田北在住 71歳

公開:2016年3月10日

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球児育つ環境へ愛情注ぐ

 ○…南区の23チームが出場し、3月6日に始まった少年野球の春季大会で2008年から管理・運営を行う。「雨で延期になった後のグラウンドの確保など、日程作りが特に大変」と本音を口にしながら、球児のハツラツとした姿を思い出して自然と表情が緩む。市内の約200チームが集まる横浜市小学生野球連盟では理事長の重責を担い、大会運営にも尽力する。「小学生段階では無理しすぎず、遊びの延長で体力を付けてほしい」と願う。

 ○…東京都大田区で生まれ育ち、「私のころはそれくらいしかなかった」と野球に明け暮れた。高校まで続けると、その後は野球を離れて飲料メーカーに就職。30代後半で南区に越し、小学2年だった長男が地元の名門「永田オックス」に入団。自身は週末にコーチを務めるようになる。「6年生の時に市大会で優勝してくれた」と忘れられない瞬間を昨日のことのように覚えている。

 ○…長男が南区選抜チームに選ばれた時、当時の選抜監督に出会って少年野球に対する考えが変わった。「選手の年齢に合ったことを押し付けずにやらせることの大切さを知った。それまで少年野球を甘く見ていた」。子どもの自発的な心を尊重し、厳しさと優しさを持って選手と接した。90年から永田オックスの監督を約15年務め、野球連盟の活動もスタート。指導者の道にどっぷり浸かっていく。「卒業した子がまちであいさつしてくれる時が一番嬉しい」と微笑む。

 ○…妻と暮らす永田北の自宅には、川崎にいる1歳半の孫娘の”ご機嫌”を損ねないために購入した玩具が増えてきた。「明日も(孫娘に)会いに行く」と嬉しそうに笑う。少子化や人口減少で野球ができる場所が少なくなっている現在、「未就学児や女の子が野球に興味を持ってもらう『飽きないプログラム作り』が大切」と課題も口に。球児の笑顔を育む環境作りに向け、今後も全力を注ぐ。

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