春の風物詩「南区桜まつり」が4月3日に行われる。これまで南センターなどで行われていたが、区庁舎移転に伴い、会場が蒔田公園に変更された。同時にぼんぼりの設置範囲を中区との区界まで約1Km延長。主催者側は大岡川沿いに一体感を持たせ、誘客を図る。
桜まつりは26回目。同まつり実行委員会の主催。例年、南センターをメーンに公会堂や周辺の道路などを使い、市民団体が展示や音楽演奏などを行ってきた。区役所そばからプロムナードを練り歩く民謡流しも注目され、弘明寺付近まで盛り上がりを見せた。
主催者側は区庁舎移転を契機に桜まつりのリニューアルを決定。蒔田公園を使い、模擬店やバザーを開くこととした。これまで南センターで行っていた邦楽演奏は公園内に設けたステージ上で披露される。民謡流しも会場内を練り歩く形で続けられる。
ぼんぼり範囲延長
桜の季節に合わせて大岡川プロムナードに設置されるぼんぼりの範囲も広がる。昨年までは清水橋から弘明寺商店街の約1・7Kmに1700個が取り付けられていた。今年は清水橋から蒔田公園、黄金町駅そばの白金橋までの約1Kmを延長。新たに800個のぼんぼりが川と桜を照らす。
中区との連携意識
南区桜まつりと同時期の4月2日、3日には日ノ出町駅や黄金町駅周辺の中区の商店街、町内会による「大岡川桜まつり」が行われる。南区側のぼんぼりを中区との区界付近まで延ばすことによって、見物客が両会場を訪れやすい環境を作った。
3月19日からは両まつりの会場付近にある店舗、施設など46カ所に美術家の竹本真紀さんが作ったキャラクター「さくらんボー」のステッカーが取り付けられた。キャラが乗るボートの色をマップに記入し、両まつり当日に会場へ持っていくと景品がもらえる。
京浜急行電鉄も両まつりと黄金町駅、日ノ出町駅周辺の洋食店7店を紹介するリーフレットを作成。各店で提示するとサービスが受けられ、店舗のスタンプが押されたリーフレットを弘明寺駅に持っていくとオリジナルグッズがもらえる。
南区桜まつりは午前10時から。詳細は実行委員会【電話】045・341・1237。
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