消防業務に興味がある人を対象にした就職セミナーが4月10日、南消防署で行われた。セミナーには南消防団(河野正敏団長)も協力し、団活動の紹介や体験も実施。市消防局によると、消防職員と消防団員の説明会を合同で行うのは全国初の試み。
セミナーは同局が3月から4月に消防署などで計7回開くもの。「予防・救急」や「消防士」など、専門的な業務内容を紹介している。4回目の今回は同局と消防団が連携。市は今年から消防団員として活躍する学生の活動実績を市長が証明する「学生消防団員活動認定制度」を開始。高齢化が進む消防団員の確保へ向けたねらいもある。
セミナーには全国から60人が参加。参加者は消防職員の仕事内容を聞き、車両見学などをした後、阪東橋公園で消防団員が行う放水やロープ結索などの訓練を体験した。長崎県から参加した横田大貴さんは「消防団は地域のことを知っている存在だと感じている」と話した。消防団の河野団長は「消防職員になれなかった場合でも消防団に入ってほしい」と話し、団員の増加に期待した。
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