南区総合庁舎内に設けられた新しい南公会堂が4月23日にオープンし、同日、「開館記念大お披露目会」が行われた。音楽演奏やダンスが披露され、今までの公会堂ではできなかった照明を使った演出に、観客や出演者から驚きと喜びの声が聞かれた。
「お披露目会」は新しい施設を多くの人に知ってもらおうと、公会堂が企画。2015年12月末まで花之木町の旧区庁舎内にあった公会堂で区民文化祭などの行事に多く登場していた久良岐太鼓や横浜清陵総合高校ダンス部「YSD」など5団体が出演。559の客席はほぼ満席だった。
Y校吹奏楽部の演奏の際には、コンピューターを使い、ステージ後方に音符のイラストを表示させるなど、最新の機材を使った演出で盛り上げた。YSDが見せる激しい踊りに合わせて、ステージ上の照明が色を変えながら点滅。スモークも加わり、ダンスを引き立てた。ほかにも、シルエットを効果的に使った照明など、随所に今までの公会堂ではできなかった演出が施された。
ホールに響く音
上段の観客からは「ホール全体を包むように、音がよく響いて聴こえた」など迫力が感じられたという声が聞かれた。出演した久良岐太鼓のメンバーは「舞台袖のスペースがとても広く、準備や出演者の入れ替えがスムーズにできた」と新施設の誕生を喜んだ。
公会堂側は出演者の発表内容を事前にビデオで確認し、それに合わせた音響・照明の演出を用意した。奥村照幸館長は「これだけできるということを見てほしかった」と語り、”新生公会堂”をアピールした。
5、6月にはジャズ演奏などのコンサートに貸し出されるなど、音楽イベントが多く予定されている。
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