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南区版 公開:2016年5月5日 エリアトップへ

南吉田町交流拠点 「おさん」新法人で再出発 居場所作りへ「ゆい」運営

社会

公開:2016年5月5日

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新しくなった「おさん」の室内
新しくなった「おさん」の室内

 2015年2月から活動休止状態だった南吉田町2丁目のコミュニティサロン「おさん」の運営がNPO法人から社会福祉法人「たすけあいゆい」に変わり、4月に再オープンした。昼食営業や作品展示などを通して地域住民が気軽に立ち寄れる居場所作りを目指す。

 「おさん」は日枝神社に続く通りを活性化させようと取り組みを進めていた地域住民らによるまちづくり委員会が運営。市健康福祉局の助言を受けながら、施設整備費として約2500万円の補助金を得て建設。約70平方メートルの空き店舗を活用し、市の地域福祉・交流拠点として2012年5月にオープンした。

 独居高齢者を意識した1食500円の昼食提供や子育て中の母親向け講座などを行い、運営資金を確保してきた。その後、運営組織がNPO法人化され、ベビーマッサージ講座などに母親の参加が増えていた。

 しかし、収益事業の伸び悩みなどで活動が停滞し、15年2月にサロンを閉鎖。7月にNPOの代表者が死去したことを受け、NPO側は運営を断念し、市に今後の方針を相談。市が新たな運営法人を探すことになった。その中で睦地域ケアプラザのほか、南区で障害者や高齢者施設を運営する「たすけあいゆい」に白羽の矢が立った。

 市の依頼を受けた、たすけあいゆいとお三の宮地区の団体代表者が9月から意見交換を行い、サロンに必要な機能などを話し合った。12月に正式に運営法人が変わり、再オープンの準備を進めてきた。

昼食営業や作品展示

 地域の人が気軽に立ち寄れる居場所を目指し、4月に再オープン。日替わりランチを350円で提供するほか、障害者の手芸品販売コーナーや絵などの展示スペースを設けた。地域活動に対しては無料で部屋を貸し出していく。

 4月26日の内覧会には、過去に利用していた母親や町内会、施設関係者などが集まった。お三の宮通り商店会の岩本欣也会長は「地域にとって拠点が必要で、何かを行いたい」と話す。

 たすけあいゆいの大塚宏事務局長は「さまざまな人が集まる場を作りたい」と話し、昼食営業やイベントを手伝う運営ボランティアも募っていく。開所は平日の午前10時から午後5時。問い合わせは【電話】045・309・9034。

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