各分野で功績があった人に贈られる春の叙勲が4月29日付で発令され、南区から元県柔道整復師会会長の江田三男さん(76)=弘明寺町=が旭日双光章、元南消防団副団長の鈴木亨昌(みちまさ)さん(80)=日枝町=と元県立こども医療センター看護局長の古旗美惠子さん(64)=三春台=が瑞宝単光章を受章した。
江田さんは1967年に開院した六ツ川にある「江田接骨院」の院長。全国の接骨・整骨院の院長らで組織される日本柔道整復師会で2005年から2年間、副議長を務めた。07年には県柔道整復師会会長に就任。約800人の会員をまとめた。現在は同会の相談役として学術と医療の向上に努めている。「私や家族にとっても大変光栄な章をいただけた。地域医療の一端としてこれからも尽くしていきたい」と話す。
鈴木さんは1963年に寿消防団に入団。06年に副団長になった。10年に大岡消防団と統合して南消防団が発足して以降も副団長を務め、12年に退団。
団活動では約40年前、仕事で大けがをしながらも消防団の代表として市のポンプ操法大会に出場し、2位になったことが思い出深いという。現在は日枝西部町和会の会長も務めており「訓練を通して防災意識を高めたい」と話す。
古旗さんは、県立こども医療センター看護師として13年間勤めた後、県立がんセンター=旭区=、循環器呼吸器病センター=金沢区=などで勤務。02年からこども医療センターに復帰し、08年から4年間は看護局長として約500人の看護師をけん引した。現在は横須賀市の地域包括支援センターで所長を務めており、「与えられた場所で力を発揮できるような職場環境作りを進めたい」と話す。
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