12月に一斉改選
地域の高齢者らを支える活動を行う民生委員・児童委員と主任児童委員が12月に一斉改選される。6月上旬から候補者の推薦関係書類が発送される。南区民生委員・児童委員協議会の大竹多喜男会長に民生委員の役割とやりがいなどを聞いた。
――「民生委員・児童委員」と「主任児童委員」の違いは。
「地域に住む子どもから高齢者までを支援するのが民生委員・児童委員です。主任児童委員は子どもの福祉に関することを担当する民生委員・児童委員です」
――南区には何人の民生委員が活動しているか。
「南区は自治会町内会1つに対し1人(世帯数などにより2人以上)の民生委員・児童委員がいます。主任児童委員は連合町内会を単位としていて、1連合町内会に2人(世帯数や福祉ニーズにより3人)です。南区は民生委員・児童委員と主任児童委員が合わせて約270人活動しています」
――主な活動内容はどんなものですか。
「一人暮らしの高齢者や生後半年くらいまでの子どもがいる家庭の自宅に伺うなどし、生活で困ったことや子育て相談を聞いています。必要な場合は行政や専門機関と連絡を取って『橋渡し』をします」
――喜び、やりがい、呼びかけたいことは。
「民生委員の活動を20年以上続けていますが、多くの人と出会えることが喜びです。南区の民生委員は思いやりの心を感じる人が多く、最近では熊本地震被災地に義援金を送る呼びかけに満場一致で気持ち良く賛同してくれました。6月15日と16日には、各自治会町内会の会長に出席いただく推薦事務説明会を開催します。地域で欠員が出ないよう、会長の皆さんはぜひ参加してほしいです」
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