平和に向けた国際的連携を実践する「ユネスコスクール」の認定を受ける市立永田台小学校(住田昌治校長)が5月27日、公開授業研究会を行った。
同校は今年度、児童が地球規模の課題に目を向け、環境問題などについて継続できるエコ活動を考えることや、広い心で人を認め合う力を育てることを目指している。研究会は授業を教育関係者らに公開し、協議を行って今後の授業展開や取り組みについて考えるもの。
当日は学校教諭など約30人が授業を見学。5年1組の三上望教諭は、貧困が原因で労働をする子ども、倒れている子どもが世界にいることが描かれた絵本「ぼくがラーメンたべてるとき」を児童に紹介。読み聞かせて児童ができること、感じた思いを発表する授業を展開した。
三上教諭は「世界の裏側を知り、自分事として捉えることが小さな一歩につながる」と話し、子どもが広い視野を持ち、世の中を見る力が育つことを期待した。
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