心臓の難病を抱える井土ヶ谷上町の会社員・森川孝樹さんの長女・陽茉莉(ひまり)ちゃん(1歳7カ月)が米国・コロンビア大学で心臓移植手術を受けられるように、両親や支援者が募金活動を行っている。活動開始から約2カ月が経過するが、手術に必要な約2億9500万円の4分の1しか集まっておらず、孝樹さんは「最近は容体が思わしくなく、早く手術を受けられるようにしたい」と訴えている。
陽茉莉ちゃんは心臓の筋肉が広がって薄くなる「拡張型心筋症」という難病を患う。現在は補助人工心臓で命をつないでいるが、長期間の装着は合併症などのリスクが大きい。
孝樹さんの会社の同僚らによって「ひまりちゃんを救う会」が結成され、6月下旬から駅頭で募金活動を始めた。関内駅や横浜駅のほか、川崎駅、鎌倉駅などでも行う。孝樹さんの出身地である沖縄県でも活動が続けられている。
孝樹さんによると、最近の陽茉莉ちゃんは、食事が思うように取れず、食べても嘔吐を繰り返してしまうという。せきが止まらない日も多くあり、容体は思わしくない。11月の渡米を目指すが、募金活動がこのままのペースでは、あと半年かかる。孝樹さんは「一刻も早い心臓移植が必要です」と話す。
募金の問い合わせは「救う会」事務局【電話】080・7967・0925(午前9時から午後5時)。
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