※国立長寿医療研究センターが作りだした造語で、コグニション(認知)とエクササイズ(運動)を組み合わせています。
9月21日の世界アルツハイマーデーに合わせて、認知症への理解が拡がるよう、認知症関連事業を全5回シリーズで連載します。
認知症とは、単なる物忘れとは違い、認知機能の低下によって、日常生活に支障をきたす病気です。脳の萎縮や脳梗塞などにより脳の働きが衰えるために起こります。
認知症は早めに受診し、原因を突き止め、治療できるものは治療することが大切ですが、根治が難しいものが多いです。そのため、認知症にならないようにする、予防することが大切です。認知機能を向上させ、脳の機能を鍛えていくことで認知症の発症を遅らせることができるのではないかと言われています。
そのためには、脳の3つの機能【1】注意分割機能【2】計画力【3】出来事記憶――を鍛えることが大切です。また、有酸素運動をしながら頭を使うことで、認知機能の向上が期待できます。頭を使いながら体を動かす「コグニサイズ」(※)が有効と言われています。
人と人のつながりが認知症予防に効果があると言われています。近所の方との交流や人の集まりなど、さまざまな活動への参加で、積極的に人との「つながり」をつくることが、いきいきと元気に過ごすための秘訣です。近所づきあいや自治会町内会への参加、元気づくりステーションや趣味・サークル活動などへの参加を通して地域とのつながりをつくり、認知症を予防しましょう。
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