市立蒔田中学校(木村悦雄校長)吹奏楽部が10月15日、同校で「感謝コンサート」を行った。
同部は9日、東京都府中市で行われた中学吹奏楽の30人以下で演奏する「B部門」で最上位の大会「東日本学校吹奏楽大会」に初出場し、金賞を獲得した。コンサートは応援してくれた保護者、地域に向けて感謝の気持ちを伝えようと企画された。
全国レベルの演奏を聞こうと、保護者、地元住民など約300人が来場。コンクールで演奏した「メトロプレックス」が流れると、美しく重なる音色に目を閉じて聞き入る人もいた。アンコールに応えて演奏した「宝島」では、生徒が楽器を激しく上下に揺らして演奏し、観客に手拍子を促すなどして会場を盛り上げた。
60年前に蒔田中に通っていたという男性は「素晴らしくて涙が出そうになった」と喜んだ。部長の古谷真子さん(3年)は「いつも支えてくれる地域、仲間、先生がいた。これからも蒔田中吹奏楽部をよろしくお願いします」とあいさつ。大きな拍手が会場を包んだ。
木村校長は、「ずっと緊張感を保って期待に応えた子どもたちには頭が下がる」と生徒を称え、「地域に支えられて金賞をいただけた」と感謝の言葉を述べた。
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