市立六つ川小学校(角田和暁校長)にある畑で10月11日、児童と六ツ川地区の住民有志らで育てたもち米の稲刈りが行われた。
同校は50年前の開校当初から校庭の脇に畑があり、野菜などを育ててきた。近年は教諭の入れ替わりなどで畑の手入れが行き届かずにいたが、2014年から住民有志らで構成される「農援隊」のメンバーが協力。ジャガイモやダイコンなどを児童と一緒に育てて給食に提供するなどし、子どもの食育につなげている。
昨年度から取り組んだ稲作では、育った稲が鳥に食べられるなどしてうまくいかなかった。今年度は5月に田植えを行った後、被害防止のネットを張るなどして対策。給食の残りを肥料に活用し、「食のサイクル」に取り組みながら育てた。
50cm以上の長さに育った稲を刈り、5年生児童は「手強い稲もあったがとても楽しかった」と喜んだ。
農援隊の東梅良成さんは、「今年の稲はとても良い出来栄え」と満足そうに話し、刈り取った稲を熟成させるため、「雨が降ったらブルーシートをかけて稲を守ってほしい」と児童に呼びかけた。
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