睦町にある社会福祉法人乳児保護協会(武藤春光会長)が「育児・家庭問題相談室」を11月から開設した。
同協会は関東大震災で被災した家庭の乳幼児の救済にあたったことを機に1924年に創設。現在は睦町保育園と泉区にある白百合愛児園(保育所)を運営し、計300人以上の園児が通う。相談室は90年以上にわたり乳幼児の保健と教育に関わってきた同協会のノウハウを生かし、家庭や育児で悩む家族の力になることを目的に開設された。
受け付ける内容は育児や夫婦、親子、親族間の問題など。育児相談については経験豊富な保育士が対応し、家庭に関する相談は「家庭問題情報センター(FPIC)横浜ファミリー相談室」の専門家が応じる。同協会理事の早川義郎さんは「相談相手がいないと悩んでいる人に来てもらいたい」と話す。
相談は無料。火曜日の午前10時から午後4時30分に開設され、希望者は電話で事前予約が必要。法律問題に関する相談には対応していない。申し込みなど詳細の問い合わせは同協会【電話】045・741・8181。
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