南消防署と区役所、土木事務所、警察署、市大センター病院の5機関が連携したテロ災害対策訓練が11月22日、南区総合庁舎で初めて実施された。
約70人が参加。区庁舎1階で不審者が有毒ガスを散布し、複数の来庁者が被災していることを想定。庁舎の出入り口付近には除染用、応急救護用のエアテントが設置され、被災者の重症度を判断するトリアージなどが実施された。
庁舎内では、地下鉄サリン事件などで使用された化学防護服を着用した南消防署六ツ川消防出張所の特別救助隊らが被災者役の区職員を救出。大量の有毒ガスが検知された重症者への対応を確認するなど、庁舎が緊張感に包まれた。
南消防署の太田孝署長は「東京五輪、パラ五輪を4年後に控え、テロの脅威が高まっている」と話し、「複数機関での訓練は貴重な機会になった」と振り返った。
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