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南区版 公開:2017年2月2日 エリアトップへ

南区体育協会事務局長で地域のスポーツ振興に尽力する 中村 晶さん 中島町在住 66歳

公開:2017年2月2日

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スポーツの歓喜、広げたい

 ○…協会の一大行事「みなっちスポーツフェスタ」が2月11日に迫った。今年はスポーツセンターと隣接する大岡はらっぱが会場になり、来場者が屋内外に出入りしやすいメリットもある。「体育館で遊んだ後、外ものぞいてほしい」と呼びかける。17団体が集まる協会は、「横のつながりが強くてアットホーム。異なる団体の会員がプライベートで交流することも多い」と絆の深まりを感じている。

 〇…磯子区で育ち磯子小、岡村中に通う。磯子工業高で水泳部だったが目立った成績はなく、子どものころはあまりスポーツと縁がなかった。転機は長女と次女が小学生で始めたミニバスケ。「チームと上達する娘を見ることが嬉しかった」と指導にのめり込む。スタッフ陣とは、酒の席でも”バスケ談義”に毎回花が咲いた。「試合で自信を付けると急に伸びる子がいる」と微笑み、指導は現在まで20年以上続けている。

 ○…協会活動には10年前から携わる。間もなく始まったフェスタは「何をやるにも手探り。実行委員で何度も会議をした」と振り返る。インラインスケートなど、会を重ねるごとに親子一緒に楽しめる企画を追加して参加者が拡大した。2012年から事務局長に。各団体の活動場所の確保や会議の調整などで縦横無尽に動き、協会運営に尽力する。「やっぱりフェスタがうまくいった時が嬉しい」。楽しむ参加者の姿が苦労を忘れさせてくれる。

 〇…市水道局職員として20代から働き、現在もOBによる法人で課長職を担う。スポーツフェスタと並ぶ協会のイベント「みなっちランニングフェスタ」では、南区出身の元五輪陸上選手を招いて小学生を指導してもらう企画を4年前から始めた。「昨年は5歳の孫も一緒に走った」と嬉しそうな表情。「東京五輪に向けて人がスポーツを始めるきっかけ作りができたら」。多彩な企画と地域スポーツへの愛情で”体育”の魅力を伝える。

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