大岡の横浜国立大学教育人間科学部附属特別支援学校(渡部匡隆校長)で2月4日、公開セミナーが行われた。
同校は障害がある人も社会参加・貢献していく共生社会の実現に向けたインクルーシブ教育システムの構築に取り組む。公開セミナーはその取り組みを広く発信しようと毎年実施しており、全国の教育関係者ら約200人以上が参加した。
小学部、中学部、高等部の児童・生徒が人間関係形成能力を育むために行った活動などを公開授業の中で紹介した。高等部では、グループで東京に行く校外学習を実施。生徒が行先を決め、目的地にたどり着くまでの方法について検討し、博物館などを見学。校外学習の思い出を生徒が振り返り、語り合うなどし、普段とは異なる言語活動につながったことなどを発表した。
その後は横浜国立大学の教授らが子どもの指導・支援につながる研究動向や具体的事例などを取り上げた研修会なども開かれた。
井出和夫副校長は「本校が行う地域貢献に向けた取り組みについて発信することができた」と話した。
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