本大岡地区の魅力を再発見しながら、まちづくりを進めようという親子向け連続講座「寺子屋みなみ」の最終回が2月26日、大岡地区センターで行われた。
講座は地元の魅力を探し、顔見知りを増やして、地域の担い手育成やまちづくりにつなげる目的で南区役所と本大岡連合町内会(根本守会長)が主催。小学生と保護者が10組以上参加したほか、横浜総合高校の生徒も加わった。
連続講座を昨年12月に始め、初回は紙飛行機やけん玉などの昔の遊びで子どもと大人が交流。今年1月の2回目は、参加者を5グループに分け、弘明寺商店街の店主らにまちの魅力を聞き取り、手作り新聞にまとめた。
最終回は店主らから得た情報や自身が感じる地域の魅力を出し合った。その上で、子どもから大人までが参加できる企画を考えた。あるグループは弘明寺商店街内で夏場に開かれる縁日に子どもの姿が少ないことから、子どもが店主を務める縁日を行うことを提案。ほかにも、マラソン大会やキャンプなどのアイデアが出された。
同連合町内会の根本会長は「出された案は町内会の中で議論したい」とした。さらに、子どもが多く参加したことから「本大岡に住んで良かったと思えるようにしたい」と話した。
南区地域振興課は「子どもが数十年後に地域の担い手になってくれれば」と期待した。2014年度から「寺子屋」で人材育成を進めており、今年度は別所地区でも講座を開いている。
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