浦舟町にある横浜市立大学附属市民総合医療センター(市大センター病院)で3月7日、災害対策訓練が行われた。
訓練は災害時の職員同士の連携や対応能力向上のために定期的に実施。同院は災害拠点病院に指定されており、大規模な地震などが発生した場合、被災者の救護活動などが求められる。
医師や看護師、患者役のボランティアなど約200人が参加。都心南部直下地震が発生し、市内で震度6弱の揺れが観測されたことを想定。院内には災害対策本部が設置され、負傷した患者が運ばれるエリアとトランシーバーで連絡を取り合いながら、患者の搬送経路などを確認した。
普段は来院者の待合室として利用されるエントランスホールには椅子を折り畳んでベッドを作り、医師と看護師が手当の進め方などを確認した。訓練後の振り返りでは「1人の患者にスタッフが集中しすぎていた」「情報が伝わってくるのが遅い」などの意見も上がり、それぞれが災害への意識を高めた。
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