六ツ川3丁目にあるカフェレストラン「青い屋根contrail」で3月11日、東日本大震災の復興支援チャリティー企画が行われ、相撲部屋直伝のちゃんこや手作り小物などが販売された。
同店のオーナーシェフ・尾口牧子さんの夫の英昭さんは宮城県石巻市出身。同店がオープンした2013年、石巻に住む友人から復興が進んでいない現状を聞き、店で支援企画に取り組むことを決めた。企画はインターネットを通して石巻市に伝わり、昨年からは同市にある任意団体のメンバーらが加わって合同で開催している。
当日は石巻の市民団体「GAHAHA本舗」のメンバーが作った麹のたれや福島のアップルジュース、手作り小物などが販売された。実家が震災で流されてしまったという同団体の加藤洋子さんは、「震災の時はみなさんに多くの支援をいただいた。いつまでも支援に頼ってばかりではなく、自分たちで立ち上がっていきたい」と決意を語った。英昭さんは、「被災地のために少しでも役に立てることがあればと思い始めたことがつながってくれた。継続してさらに支援の輪が広がれば」と話した。
夜にはチャリティーライブもあり、この日の売上は石巻市の復興のために寄付される。
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