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南区版 公開:2017年4月6日 エリアトップへ

外国籍生徒の支援拠点に 横浜吉田中 第2校舎完成

教育

公開:2017年4月6日

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日本語支援拠点施設として活用される
日本語支援拠点施設として活用される

 中、南、西区の生徒が通う横浜吉田中学校(金澤眞澄校長)=中区羽衣町=の第2校舎がこのほど、中区山田町の旧富士見中学校跡地に完成した。4月1日にはコミュニティハウスも現校舎から移転し、供用を開始した。

 同校は2013年に吉田中と富士見中が統合して開校。旧吉田中の校舎を活用し、旧富士見中の校舎は耐震基準を満たしていなかったこともあり、解体された。

 第2校舎は3階建て。1階はコミュニティハウスとして利用。研修室は移転前と同様の3部屋分で広さも変わらない。玄関ホール部分が拡張され、8人程度が利用できる椅子と机が置かれた。貸出用の図書も4千冊以上配架されている。

日本語指導など

 2、3階は普段の授業ではなく、外国籍の児童・生徒などの学習支援拠点として活用する。

 同校は外国にルーツを持つ生徒の割合が多く、昨年10月の時点で10の国・地域につながる169人が在籍。全校生徒の42%を占める。

 市教委ではこうした状況を受け、2階部分には市内で初めてとなる「プレクラス」を設置する。これは日本の学校に来て間もない児童や生徒を対象に日本語指導や、科目でない国もある音楽や体育の授業体験、学校生活におけるルールを学んでもらう場。同校以外にも、市内在住・在学の小中学生が対象となる。

夏以降に開始

 8月末から9月にかけて開設予定で、それぞれの学校に通いつつ、週3日、1カ月ほどプレクラスに通う形をとる予定。当初は年度初めからの開設を予定していたが、指導員のカリキュラム準備や物品購入に時間がかかり、年度途中からのスタートとなる。

 このほか3階には、市内で5カ所目となる中学生対象の日本語教室を開設する。既存の体育館などは土曜・日曜は横浜吉田中生が部活動で使用する。

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