県立横浜清陵高校レスリング部の清野優奈さん(2年)が6月3日から栃木県で行われた関東大会に出場し、準優勝した。
終盤に逆転
清野さんが出場した女子56kg級には、関東の強豪9人がエントリー。初戦は群馬県代表選手と対戦した。大会独特の雰囲気で硬さがあったという序盤、ポイントで相手にリードを許す苦しい展開となる。「緊張がほぐれた」という終盤残り30秒、自ら仕掛けていく持ち味の積極的な攻撃を繰り返し、投げ技を決めて逆転。息詰まる接戦を制した。
勢いに乗った清野さんは続く準決勝を快勝。決勝で全国大会常連の強豪に敗れたものの、上位選手に与えられる高校総体(インターハイ)出場権を獲得した。
清野さんは「自分から攻めにいけた。パワーとポイントが取れるタックルを磨きたい」と次の大舞台を見据えた。顧問の横山巧教諭は「技術が上がっている。さらにパワーとスピードを高めてインターハイに臨んでほしい」と期待した。
同校から男子60kg級に出場した吉田颯太君(3年)は今大会で準優勝した強豪選手に初戦で敗れた。74kg級の釼持誠君(2年)は1、2回戦を勝ち抜き、1年時に臨んだ関東ベスト16を上回る8強入りを果たした。
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