大岡5丁目にある特別養護老人ホーム白朋苑(島村和子理事長)が7月22日、敷地内「オレンジハウス」で初の「夏休み子ども食堂」を開いた。
主に高齢者や障害者が利用する同所だが、今回は看護・介護職、栄養士の代表者などが集まる「主任会」が広く地域のニーズを知ろうと計画。夏休みとあり、建物前には開始1時間前から親子連れが列を作った。
「主任会」のスタッフが子どもも食べやすい甘口のカレーを用意。地域住民ら3人のボランティアも加わり、子どもたちの誘導や配膳などを手伝った。
カレーと一緒に振る舞われたサラダは、非常食として同所に保管された野菜などを使用。3人の子どもを連れて訪れた母親は、「まろやかな口当たりでおいしかった」と喜んだ。
同所統括部長の梅澤律子さんは「お子さんがメインで来てくれたのが嬉しかった。週末開催で家族みんなで参加してくれたことなども今後の参考にしたい」と話した。食堂企画は8月4日と18日にも行う。
将来的には子どもが調理や配膳、買物を手伝って運営の一端を担う展望もあり、食の大切さや交流の輪をさらに広げていく。
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